DESIGN OFFICE opposition

ABOUT 事業概要

オポジッションとは

直訳すると対立・抵抗と言う否定的な意味を持つ言葉です。
あえて、この言葉を用いたのは、現状に甘んじたり、社会的な通念に流される事無く、より良い空間の創成を目指し、独自の手法で“場(領域)”を提案するという思いが込められています。

決して否定的なアプローチでは無く、私達が日常接する生活や社会的な“場(領域)”を肯定的に捉え、建築の質の幅を広げて行こうという試みでもあります。

私たちが大切にしていること

-建築家の前に一人の人間として-  
多の職業が存在するこの社会で、私たちは建築という道のプロを選びこれまで活動を続けてきました。
専門レベルに比例して裁量権が大きくなるこの業種で、私たちは一人のプロ以前に一人の人間としてお客様と向き合い、「誠実」に接することを大切にしています。良いものは良いと、悪いものは悪いと言える、そんなストレートなコミュニケーションからこそ、本当の満足が創出されると信じています。
お客様に対して、取引先に対して、そして私たち自身に対して、どこまでも「誠実」で在り続けるデザイン事務所として前進し続けます。

-常識に囚われないデザイン-    
当たり前に流されず、革新的な存在であること。それが、オポジッションという社名に込めた思いです。
一般的に「対立」や「抵抗」という意味で知られる単語ですが、私たちはそれを「挑戦」「革新」と捉えています。
常に建築の質の向上と100年先も新しいデザインにチャレンジし続けます。

-お客様が創り出したい理想を「カタチ」に-  
建築には必ず「目的」があります。例にあげれば「地域のプロモーション」「人間関係の活性化」「企業の増収増益」「生活の快適化」と様々ありますが、
あえて一言で表現をすれば、それは「今よりも1ランク上の幸せを手にすること」ではないでしょうか。
本当に大切なのは「建築のカタチ」以上に、お客様が望む「幸せのカタチ」を知ることです。

「誠実」なコミュニケーションを通してお客様の中にある理想を共に明確化するサポートをし、
「革新的」な角度から理想実現のためのデザインを納得行くまで追求することから、
お一人おひとりの理想を「カタチ」にする世界でたった一つだけの建築が出来上がっていきます。
まだ見ぬ新たな「幸せのカタチ」の創出を目指して、オポジッションは今日も新たなデザインを追求し続けていきます。

BOO-WOONG KIM

オポジッションの強み

デザイン的には、ガラスを使ったデザインを得意としておりますが、これは特殊なガラスの施工が出来る施工会社との提携があってこそ、実現するデザインです。建築は安心・安全は必要不可欠な要素であり、それを満たした上で、各プロジェクトに必要なデザインがあるのです。
過去に手掛けましたガラスのデザインのプロジェクトにおいて、震源地に近い場所のプロジェクトもありましたが、どのプロジェクトもガラスの脱落や割れの報告はありませんでした。

上記は建築的な特色ですが、弊社が常日頃、心掛けていますのは、お客様とのコミュニケーションです。沢山のコミュニケーションからお客様が欲している“もの”を見つけて形にする。しっかりしたコミュニケーションを取る事でお引渡後も最小限のメンテナンスにてご使用頂き、永きに渡り使って頂ける建築のデザインとなっております。
一過性のデザインではなく、長期に渡り愛されるデザインを目指しております。

設計事務所と設計施工会社との違い

設計事務所の在り方として、第三者的な立場からお客様の資産(建築物)を守らなくてはならないと考えております。そのため、私達設計事務所は、施工を行いません。
施工と設計が同一の会社にて行われる場合、施工側よりのデザインやプランになる傾向が強いことや、施工中の変更について予算面のご説明がなく工事が進み工事後の追加請求を行うなどお客様への説明が甘くなることがあります。

そのような事を避けるためにも、私達は施工を行いません。そして、必ず、施工の報告や変更の確認を行い、お客様へご理解頂くようご説明いたします。
施工会社にて設計施工をお願いするプロジェクトのメリットもございます。それは、ご相談からお引渡までのお時間は比較的短かくなります。
設計事務所にてプロジェクトを進行する場合、コミュニケーションを重視しますので、どうしてもご相談からお引渡までは、設計施工に比べ2割から3割程度多くの日数を要します。デザインの違いはさることながら、所要時間の違いが大きくあります。

制作実績

  • 住宅設計
  • 施設・事務所設計
  • 店舗設計

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デザイナー紹介

金 富雄 Boo-Woong Kim

金富雄

昭和31年 宮城県 仙台市生まれ
(父は韓国・ウルサン、母は韓国・プサン(釜山)出身)の在日コリアン2世。
小さい頃から両親には、医学の道を目指しなさいと言われていたが、小学校6年生の時に実家を立ててくれた大工さんの仕事に衝撃を受け、建築に興味を持ち始める。
翌年中学1年の社会科の授業で見た丹下健三氏設計の代々木オリンピックプール建設のドキュメンタリーに感激し、建築家と言う職業の存在に目覚める。
両親の期待を大きく裏切る事になったが、その後アメリカの大学で建築を学ぶ。ロスアンゼルスとボストンで学生生活を送り、ハーバード大学院卒業後、パリのルーブル美術館(ガラスのピラミッド)の設計でも知られる、ニューヨークにある中国系アメリカ人建築家の事務所I・M・PEIで3年の実務経験を積む。日本に帰国後は、丹下健三の教え子でもある磯崎新アトリエに勤務し、大分の別府にある複合施設ビーコンプラザ等の設計に携わる。
同じ在日の建築家、李 勝代と知り合い、結婚を契機に1993年に個人事務所を開設。2003年に法人化にともない、有限会社 デザインオフィス オポジッションに改称、現在に至る。

李 勝代 Katsuyo Lee

李勝代

昭和39年 静岡県 浜松市生まれ(在日コリアン3世)
遠州の空っ風の吹く土地柄か、少し男勝りで、外遊びが大好きな女の子として育つ。
4人姉弟の三女として、両親の目の行き届かない自由な環境でのびのびと想像力豊かな個性を育む。幼少の頃から、女性も手に職を持つべきとの両親の強い教育方針によって、当時では珍しい工業高校の建築学科に進学する。当時から自立心が強く、高校時代は家から自転車で片道40分の距離を3年間毎日往復して通学する強い意志を育む。卒業後ハウスメーカーや設計事務所勤務を経て実務経験を5年程積み、建築を今一度見直す為と自分の祖国の見聞を広める為に、ソウルオリッピクの年にソウルの語学学校に短期留学する。生まれ育った日本と母国の文化の違いや気候風土の違いから生じる住空間や建築の在り方に強い衝撃を受け、その後の建築デザインに大きな影響を及ぼす貴重な体験をすると共に、通称名(国本勝代)を捨て在日コリアン(李 勝代)として生きることを心に決める。
帰国後、同じ在日の建築家の金 富雄と知り合い結婚、子育てに専念する為に数年程実務から遠ざかるが、その間PTA活動等子どもを通じての地域活動に積極的に関わりを持つ。主人の独立を期に、東京フォーラムや幕張メッセの構造を担当したSDG構造事務所へ勤務。本格的に設計活動に復帰しパトナーとしてオポジッションの立ち上げに参画し、現在に至る。母・女性・そして建築家として、多面的な視点から人が日々生活する空間の質の向上を目指し、デザイン活動を展開中。

メディア掲載・紹介実績

テレビ

 

2013年04月24日
『おはよう日本』(NHK) 放映 豊洲センターハウス
2011年05月14日
『辰巳琢郎の家物語リモデル☆きらり』(BS朝日) 放映 S Project
2005年06月29日
『modern Living』 (朝日テレビ)放映 THE GLASS
雑誌

 

2005年 31号
『monitor DESIGN 』ロシア出版社掲載 WARABI Cottage
2004年 12月号
『新建築住宅特集』掲載 WARABI Cottage

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