建築語集３【ヴァイス】
Ways,Gustav Adolf [1851~1917]ドイツの鉄筋コンクリート技術者。
フランクフルトでヴァイス　フライターク商会を経営。
アントワープの博覧会でフランスのJ.モニエが出品した鉄筋コンクリート梁に注目し、直ちにその特許のドイツでの使用権を取得（1885)。
M.ケーネンにモニエ　コンクリートの力学的原理に基づいた理論の解明を依頼する傍ら、モニエ方式全体を改良し、特にアーチ橋については120ft（約36ｍ）スパンのものまで試み、各地の博覧会に出品した。また、パリのオペラ　コミックの火災などに刺激されて、鉄筋コンクリート造の劇場模型による火災実験も試みている。

今では建築の標準構造のコンクリートも歴史と共にあることを再認識させられます。