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建築用語11【ざ 座】

①人が座る場所またはその敷物。御座・円座など。
②仏事を修行し、神事を執行し、学理を説く席。百座の護摩、百座の祓い、講座など。
③集会の席またはその集会室。上座、座中、一座の人などと使う。
④中世においての商工業や芸能人などが組織した特権的な同業者団体。朝廷・貴族・寺社を本所とし、本所に対して奉仕をする一方で、課税免除や生産・販売の独占権の保護を得ていた。大工や檜皮(ひはだ)職の座は13世紀初頭に初めて結成された。
⑤劇場・祭神や仏像の数を数える単位。
⑥座金の略称。調度・器具・長押・扉などにおいて、装飾を兼ねて打留めてある金具の座とする部品。木製または金属製。その形状によって、丸座・菊座・蓮華座・六葉などと称する。
⑦椅子における部分名称の一。人体の臀部を支える構造部分で、座框または座枠で支持される。その表面は座面といわれ、人体に馴染む形をとるか、あるいは弾性のある充填材料、および裂地・帯布・ロープ・ゴムベルトなどを使用し弾性を持たせる。→イス

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