ある日、いつもお気にかけて頂いている不動産鑑定士の先生から、
『建設会社から訴えられたお客様の弁護をされている弁護士の先生から、訴えられた内容の精査のご協力をお願いできる建築士をご紹介して欲しいと言われたのだけれど、李さん受けて頂ける?』と、お声掛け頂いたのが2年程前。
困っていらっしゃる方の助けになることも大切なお仕事。
もちろん引き受け、建築士的な立場にて意見書を作成。
ただ、意見書の作成にあたっては、
「お客様よりの意見書は書けない」こと、
「設計から竣工までの正しい道のりとの差異の意見とする」ことで、ご了承を頂きお手伝いをしました。
そして先日、弁護士の先生から、
『お客様にとって、良い条件にて和解が成立しました』とのご連絡。
少しでもお役に立てられてのかな・・・と、嬉しさと安堵しつつも思うことは、
建築にはトラブルがつきもの。
だからこそ、正直に誠意を持ってお客様と向き合うことが大切なのだと再認識した数日です。